伝統ある陶磁器のふるさと波佐見町観光ガイド
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波佐見焼の歴史

波佐見青磁
 江戸時代波佐見で生産された青磁は、「波佐見青磁」もしくは「三股青磁」と呼ばれます。その優美さから日本を代表する青磁の一つと言う事が出来ます。波佐見青磁を生産した主要な窯と、その営まわれていた時代は、以下のようにまとめられます。
○ 三股古窯跡(三股郷)1630〜1650年代、三股青磁窯跡(三股郷)1630〜1650年代
○ 木場山窯跡(永尾)1666〜1740年代、長田山窯跡(井石)1690〜1740年代このように17世紀前半の窯と、17世紀後半から18世紀中頃までの窯に大きく分けられます。
三股青磁窯跡出土青磁皿
三股青磁窯跡出土青磁皿
三股青磁窯跡
▲三股青磁窯跡
▲三股青磁窯跡出土青磁皿
 
長田山窯跡
長田山窯跡出土青磁皿
長田山窯跡出土青磁皿
▲長田山窯跡
▲長田山窯跡出土青磁皿
つぎに、それぞれの年代における青磁の特徴を見ていきます。17世紀前半代の三股古窯跡、三股青磁窯跡で生産された青磁は、ヘラ彫りや線彫りなどによって主に草花の文様をあらわし、美しい澄んだ水色の釉薬をかけたものが多く見られます。
中には「辰砂」と呼ばれる赤色の釉薬をかけわけたものや、梅樹や貝などを粘土で細工して貼り付けたものも見られます。また、皿、碗、鉢をはじめとして様々な種類や形が作られています。この年代の青磁は国内向けの高級品として、当時の有力者に献上したものが多かったと考えられます。一方、17世紀後半から18世紀中頃までの木場山窯跡、永田山窯跡で生産された青磁は、三股の青磁と同様に、ヘラ彫りや線彫りなどで主に草花の文様をあらわしています。しかし、釉薬の色は三股の青磁と比べると、やや緑色が強くなります。この年代の最も大きな特徴は、高台内に褐色の輪が多く見られることです。これは高台内の釉薬をドーナツ状にはぎ、そこに「チャツ」とよばれる窯道具を当てて焼く手法によって出来たもので、中国から伝わった技術と考えられています。 また器の種類も大きな皿や鉢が中心になり、その多くは東南アジア方面に輸出されたと考 えられています





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